ローリー(Lohri)というお祭り
Happy Lohri
昨晩はローリーというお祭りでした。
平日の夜なのに20時、21時ぐらいから、何だかがやがや、外が賑やかくなってきました。
『今日は何の日だあ???』『また、結婚式でもあるのかなあ』と外をのぞいてみると・・・・。
なんだかおもしろそうな気配。
まだまだ、寒い夜でしたが、何だか私の祭り好きの血が騒いだので、子どもたちを引き連れ、外に出てみました。
こんな時間から、家族や親戚が集まり、外に出てきて各家の前にキャンプファイヤーのように木をくべています。みんな集まったことろで、家長らしき人が火をつけ、焚き火をしながら、落花生やピーナッツを食べ、語り合ったり、踊ったり歌ったりしています。
そして、そこらじゅうの焚き火に、頼んでいるのか、頼まれてもないのになのか、順番に小さな楽団がやってきて、一曲披露。
短いけど、インド人にとっては寒い冬を無事のりきること、また収穫祭的な意味合いもあるようです。
そういえば、去年も何だかこれぐらいの時に、一晩外が騒がしい日があったなあ~~と。賑やかかったのはコレだったんだ〜〜とインド在住3年目にして、ようやく分かることも多々。…
不思議そうに見物していた日本人母子も、ちゃっかりポップコーンのおすそ分けを頂きました。
インド人は宗教的意味合いの強い儀式であっても、異教徒である外国人にも非常に寛大です。
一応調べてみました。
ローリー(Lohri)とは・・・・
シーク教(あの、みなさんが連想するであろういわゆるターバンを巻いたおじさんたちですね~)のお祭りで、主にパンジャブ州を中心に北インドで有名なお祭りのひとつ。太陽と地球が最も遠い距離になる毎年1月13日の夜に大きな火をおこし、皆でこの火を囲んでこの1年の身の回りに起きためでたいことの総決算でお祝したり、昨年まいた野菜や穀物の豊作を日の前で祈ります。