ファームデー
日々暖かくなり、日中の最高気温が25℃前後になった今日この頃が、デリーのベストシーズンだと私は個人的に思っています。大気汚染も徐々にマシになり、本格的に暑くなる前のこの1か月あまりが、デリーに住む子どもたちにとって絶好の外遊びの季節です。1年12ヶ月の中でわずか1か月・・・・。完全に慢性運動不足になります。
今日は、デリー日本人会のインド生活サポートグループ主催のファームデー。
焼き鳥、から揚げ、フランクフルト、お寿司や肉まんを食べながら、半日のんびりファームで過ごしました。
ポニーや牛、羊やヤギ、アヒルやモルモットにえさをあげたり、芝生で段ボールすべり。トランポリンやバウンシーキャッスル、アスレチックで遊んだり、友だちとおにごっこ。日本に住んでいたら当たり前にできそうなことですが、暑さや空気の悪さで、外あそびの機会が限られてしまうデリー在住の子どもたちにはまたとない機会。みんな顔を真っ赤にして、2月なのに汗びっしょりで駆け回っていました。子どもたちのうれしそうな顔・・・・。
大人はレジャーシートにどっかりと座り、飲んだり食べたり、おしゃべりしたり・・・・。みんなお抱え運転手かタクシーで、自分で運転している人はぼほいないので、昼間っからみんなでどうどうとアルコールOKなところは、インドのよいところのひとつです。
貴重な青空の下で、親も久しぶりに屋外で心地よいひと時を過ごしました。しかし・・・・快晴の空の下3時間以上外にいたら・・・・さすがに疲れたな~~~~。
さてさて、このイベントの最大の目玉の”elephant ride”がなんと・・・・・・
『ゾウが警察につかまってしまいました。残念ながら本日はゾウさん来られません。』だと。
こういうイベントに活躍してくれるゾウは地方から1~2日、時には何日もかけて、ゾウ使いを乗せながら、道路を歩いてやってくるのです。トラックで運ぶなんてことはないんですね~~~。
ゾウに乗れることを楽しみにしていた娘はなぜゾウが警察につかまってしまったのか気になって仕方がありません。もちろん私も・・・・。どうやら主催者も詳しいことは謎のままらしい・・・・。いかにもインドの警察らしい。
ということで私たちが勝手に推測した理由は・・・
①途中お腹が減りすぎて、道端の果物屋さんのバナナやリンゴを勝手に食べてしまったから
②ゾウが歩いてもいい道路っていうのがきまっているらしい。間違って、許可されてない道路を通ってしまったから
③動物愛護団体の圧力がかかったから
さて、真相はどうなんだろう???
ゾウさんが手錠をかけられて、迷彩色の制服を着た警官に連行されている勝手な図が私の脳裏から離れません。。。。