古本市

海外で暮らしている子どもにとって、日本の本や雑誌はとても貴重なものです。おそらく、日本に住んでいたら、ささっと眺めて、あとはぽいっと置き去りにされてしまうであろう月刊誌なども、ここでは、大事に本棚にしまわれ、1年2年前のものですら、何度も何度も繰り返し引っ張り出され、びりびりになるまで何度も何度も繰り返し読めれます。

 毎年9月に行われる、デリー日本人会主催の夏まつり。この夏祭り自体が子どもだけでなく親たちにも大変楽しみなものなのですが、その中の『古本市』もまた、大変貴重な場です。
 子どもの年齢が上がるにつれ、読みたい本はどんどんかわっていきます。家ではもういらないけど・・・・という本を他の誰かに譲り、今読みたい本を獲得する。とってもいいリサイクルです。
 2か月余りの募集期間で、古本が集まる集まる・・・・・。よくまあ、インドデリーのこの地で、こんなたくさんの本が・・・・と感心してしまいます。
 我が家も今年は何が出せるかなあ・・・・・と子どもと本棚を整理しながら段ボールに詰めています。去年の古本市で頂いて、1年楽しませてもらった本もまた新たな旅に・・・・。
 ちなみに我が家の娘、インドに来た時には1歳。お兄さんが大好きだったア〇パ〇マ〇、この子は知らずに育つんだろうな~~~、と思い、おもちゃや本など日本に全部置いてきてしまったのですが・・・・。この日本人家庭リサイクルの輪のおかげでしっかりア〇パ〇マ〇大好きっこに育っております。今年の古本市でも新しい本ゲットできるかな~~~~

Follow me!